エシカル消費とは
「エシカル消費」についてさらっとおさらいします。消費者庁ではエシカル定義を下記と定義しています。
消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと
消費者庁
つまり、価格の安さや利便性で商品やサービスを購入するのではなく、どのように作られ運ばれているのか、使用時の環境リスクをも考えて買い物をすることです。
そうした行動の積み重ねが、人・社会・地域・環境にまつわる社会課題の解決に繋がるという点で、エシカル消費は大切とされております。
エシカル消費と一口に言っても、
「フェアトレード」「オーガニック」「地産地消」「再生可能エネルギー」「認証ラベルのついた商品」「障がい者の支援につながる商品」「被災地産品」「動物福祉」「寄付付き商品」「リサイクル・リユース・アップサイクル」等々、消費の形は多岐に渡ります。
①リユーザブル商品を使う
【お手軽度:★★★】(今からできる!)
プラスチックなど使い捨てのごみを減らせる他、自分のものというだけで気分も上がるだけでなく、節約にもなります。
マイバッグ
超おすすめのマイバッグを3つ紹介させてください!選定基準は下記3点です。
-気分が上がるスタイリッシュさ
-環境配慮されているか
-利便性(容量+収納易さ+耐久性)があるか
環境配慮があり利便性も高いお洒落バッグ、是非チェックしてみてください!
マイボトル
こちらでもおすすめをご紹介。選定基準は下記3点です。
-気分が上がるスタイリッシュさ
-持ち運びやすさ・収納
-耐久性があるか
・REVOMAX
ステンレス製なので保温・保冷重視の方におすすめ。私も愛用してます♪
・stojo
軽量・折りたたみ可能なので持ち運びが非常に便利
・KINTO
プラスチック製の万能ボトル
シリコンラップ
私自身もこれまでは当たり前のように使い捨てラップを使用してました。ただ最近になって使い始めたシリコンラップ、悪くないです!(洗い物が苦でなければですが…)
👍密着するため冷蔵庫内でもこぼれない
👍電子レンジOK
👍食洗器OK
https://item.rakuten.co.jp/valueprice/fun12/
②認証マークの付いた商品を買う
【お手軽度:★】
購入の際いちいち確認する手間はあるものの、知っておくことで取れる選択肢は増えます。ここでは有名な5つのマークをご紹介。
エコマーク
■意味:生産から廃棄までの環境への負荷が少なく、環境保全に役立つ商品
■環境メリット:広く環境保全に貢献
■対象商品:食品、飲料、文具、家電
FSC認証
■意味:適切に管理された森林資源を使用している商品
■環境メリット:森林保護に貢献
■対象商品:トイレットペーパー、紙パッケージ、木製おもちゃ
MSC認証
■意味:適切に管理された漁業によって獲られた海産物製品
■環境メリット:水産資源を保護
■対象商品:魚、貝、エビ、 カニ
有機JASマーク
■意味:農薬や化学肥料などの化学物質に頼らない食品
■環境メリット:土壌環境や生態系の保護
■対象商品:牛肉、豚肉、ハム、卵、豆腐
国際フェアトレード認証
■意味:社会的/環境的/経済的基準について定めた国際基準を満たした製品
■環境メリット:生産者や子どもたちの生活向上、貧困のない社会への貢献
■対象商品:コーヒー、バナナ
③リサイクルする
【お手軽度:★★】
消費したその後にも目を向けてみます。
使わなくなった衣類や生活雑貨、フリマアプリに出品するのは手間だけど、廃棄するのも気が引ける…
そんな時はリサイクルという選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
廃棄物削減による環境負荷の軽減に貢献できるものです。
・ユニクロ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/planet/clothes_recycling/re-uniqlo/
・無印良品
https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/other/recycle/
・パタゴニア
https://www.patagonia.jp/why-recycled/
・スノーピーク
https://www.snowpeak.co.jp/sp/recycle/
現に多くの企業で、消費者を巻き込んだ環境問題への取り組みが促進されており、皆さまの身近にもあるかと思います。
④商品を買う=企業を応援する意識を持つ
【お手軽度:★★★】(今からできる!)
購入するということは、企業を支持する一票を投じるということです。
もし環境に良くない方法で作られた商品を買い続ければ、その企業は存続し環境に良くない商品を売り続けるでしょう。
逆を言うと、良いものを提供している企業に対して、応援する意識で商品やサービスを購入すれば、本当に社会から必要とされる企業のみが淘汰されるはずなのです。
誰が、どこで、どのように作ったものなのか、そうした消費の視点/仕方を変えるだけで社会に変化を生むことができる、まさにこの意識こそエシカル消費であるといえます。
自分や次の世代を幸せにするためにも、こうした意識は非常に重要です。
筆者の感想
エシカル消費の中でも、割と初心者にも取り組みやすいものを厳選しました。
枚挙にいとまがないと思われるエシカル消費ですが、まずは本当に些細なことから、自分の気分が乗りそうなものから試してみてはいかがでしょうか。
私にとって、エシカル消費は地球のために、なんて大層な意識ではなく、環境配慮をしている自分への満足感によるところが大きいです。何となく気分がいいから、エシカル消費をしている私、ちょっとカッコよくない?というちょっとした肯定感、それでよいと思うのです。
自分なりのウェルビーイングに感じる行動で地球にも優しくできれば良いなと思います!